友の会・ティールーム・カタツムリの内緒話

〜 かたつむり出版・パソコン史 〜
 

          P.4  あたらしいこと   そして11月〜浅川少年少女合唱団


  【あたらしいこと】

 ギター曲集のお話は、どこへ行ったやら。脱線が続いております。

 2008年は忙しい年になりそうな気配。
 昨年準備しておりました邦楽畑の友人との活動が、いよいよスタートです。
 集団嫌いの堀江はるよさんが、今回は珍しくもグループを名乗りまして…
 どういう風の吹き回しでしょう。カタツムリも首をひねっております。

 演奏会のタイトルは「和の響き〜古から今へ」
 篠笛と、二種類の琵琶…薩摩琵琶と楽琵琶で、平家物語から堀江はるよさんまで、
 古から今までの様々な曲を、笛の前澤祐子さんと琵琶の塩高和之さんが演奏します。
 堀江はるよさんは演奏はしません。去年から篠笛を習ってますけど、そりゃ無理。
 その代わり新作を二曲、笛と楽琵琶で、小曲「青月」と、物語というか…音で語る
 少し長い曲、「鶴」を出します。…で堀江さん曰ク、

 “こういうとき作曲家っていいのよねぇ…
  書いちゃえば後はナンにもしなくていいもん”


 只今、堀江さんは小曲集「はるのむこうへ」のピアノのパートを練習しています。
 堀江さんって作曲する時は、自分が弾くかもしれないなんて、全然考えないんだそう。
 お友だちのピアニストさんたちのパラパラと動く指をイメージして、安心して好きな
 ように書いたのに、最近は、幸か不幸か分かりませんが、自分で弾く機会に恵まれて、
 “どうしてワタシこんなこと書いちゃったの〜”ってボヤきながら練習してます。
 エンピツで指遣い書いて…そうしないと指が足りなくなるんですって。


 話を戻して、演奏会は6月1日の日曜、2時からです。
 場所は荻窪の「かん芸館」。杉並図書館のすぐそばの風雅なスペースです。
 客席数が余り多くありませんので、興味のおありの方はお早めにご予約下さい。

 グループの名前は「音人まほし」。“音人”は音楽をする人、“まほし”は
 “あらまほし”の略ですが、前澤、堀江、塩高、三人の頭文字でもあります。
 それぞれユニークな三人の三人三様の音楽が、綾を織りなすグループです。

 このメンバー、住まいが近いんです。
 トコトコと歩いて訪うことのできる距離。
 笛を、琵琶を、五線紙を携えてトコトコと往き来しては、
 語り合いつつ和の響きへの想いを深めております。
 6月1日の第一回に続いて、11月には第二回を開催の予定です。

 「和の響き〜古から今へ」

    どうぞおよろしく!



 


  
【そして11月〜浅川少年少女合唱団】 2008年から2010年へ!!

 まごまごしておりますうちに、なんともう11月です。
 前回に書きました6月1日の演奏会は、皆様のお蔭をもちまして無事終了。
 そして11月30日の「和の響き〜古から今へ・第二回」が、もうすぐです。



 ★ 2008年から

 堀江はるよさんは、この秋は嬉しいことがありました。

 日野市の子どもたち、浅川少年少女合唱団との出会いです。
 この合唱団は1994年に発足。以来、演奏会やミュージカルの上演を続けています。
 いつも成蹊学園桜祭で堀江作品を指揮をして下さっている関野武志さんのお世話で、
 堀江さんの新しい歌「ともだちって」をテキストに、4回の連続講座を持ちました。 
 団員は小学生から高校生まで。関野さんの大切な教え子たちです。

 テレビで中継される合唱コンクールなどを垣間見ての感想でしょうか、これまで実は
 堀江さんは、少年少女合唱団というものに、やや批判的な感想を持っていたようです。
 それが、浅川少年少女合唱団の練習を見学して、コロッと宗旨替えしました。
 一人ひとりが、楽しんで歌い、自分から努力しているのに、心を打たれたそうです。


 テキストの「ともだちって」は、ピアノ伴奏バージョンで3分。6番まであります。
 同じようで同じでないメロディや、変拍子も有りの注意を要する譜面を、まずドレミで
 歌うところから始めて、最終日には一人ずつ、前に出てソロで歌ってもらいました。

 普通に歌われる歌では、たいていは伴奏のピアノが歌と一緒にメロディーを弾きます。
 ですから歌う人は、音程を余り気にしなくても、伴奏についてゆけば何とか歌えます。
 でも堀江さんの歌は、そうはなっていません。伴奏はリズムや和音を鳴らすだけ…。
 歌う人は、自分で正しい音程を探し、自分でメロディーラインを作らねばなりません。

 講座の進め方の都合から、歌詞の書かれた完全な譜面は、最終日に渡されました。
 憶えたばかりの歌をそういうふうに歌うのは、彼らには随分と難しかったでしょう。
 皆の前で一人で、プロの歌手のようにピアノを背に歌うのも、ハードだったでしょう。
 それでも彼らは全員、精一杯の力を発揮して、それぞれに心を込めて歌いました。 
 練習場には歌った団員の数だけの、いろんな「ともだちって」が流れました。


 この「ともだちって」ピアノ伴奏バージョンは、関野武志さんの手でコーラスに
 編曲されて、浅川少年少女合唱団のレパートリーの一つになってゆく予定です。
 彼らの爽やかな歌声と関野さんのアレンジによって、この曲が更にどのように
 歌われるか、堀江さんもカタツムリも、とても楽しみにしています。


    追記 2010年に

       「ともだちって」は2010年8月29日、日野市七生公会堂での
       浅川少年少女合唱団第9回定期演奏会で、関野武志さんの作品と共に
       小鍛冶さおりさんの振り付けで、ミュージカルの一場面のような形で
       歌われました。
       この合唱団ならではの生きいきと楽しげな声と動きに乗って、
       舞台から客席へ、歌が、メッセージが、飛んできました。
       作曲者として、とてもとても嬉しかったです。(堀江)



                                            
ティールームのロビーへ もどる
                           カタツムリ通信の購読をご希望の方は、こちらへ




   
 のページへ

  もくじへ→  のページへ