石原さんの写真館 2022年6月


  
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  今月は都立野川公園の自然観察園の写真をお届けいたします。
  野川は全長20km、国分寺市東部の日立製作所中央研究所敷地内を水源として
  左岸に国分寺崖線を見ながら流れ、世田谷の二子玉川で多摩川と合流します。
  国分寺崖線は高さ10~20mの崖で、北側の台地に降った雨水が地面に浸み込んで
  南側の低い所から湧き出す…その湧き水が集まって出来た流れが野川です。        
   何万年もの昔、多摩川の流れを削って出来た地形だそうで、野趣あふれる…という
  言葉で表現されることの多いこの公園の風景が、私は大好きです。
                                  石原汎美
~もくじ~

      
                
             


 

 
   

豊かな水と緑に恵まれた野川公園は、
もとは国際基督教大学のゴルフ場だったそうです。

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エゴノキ
何年経っているのでしょう。公園の中は空気も違う感じがします。
この北側が国際基督教大学です。

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入り口前の 「わき水広場」
ここで よくお弁当を頂きました。

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ここから自然観察園です。
犬は入れません。

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木道を歩きながら、マスクを外して美味しい空気を吸い込みました。

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広々と…

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  花いっぱいの野原
これはチョウジソウ(丁字草)


 
こちらはヤマブキソウ(山吹草)
地面を埋め尽くして咲いています。

 


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エノキ(榎)
高さはビルの三階か四階ほどもあるでしょうか。

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 オドリコソウ(踊子草)
小さくて、名前の通りの可愛い花です。
カキドオシ(垣通し)
薬草
煎じて糖尿病に、生葉は水虫に、
ネットで見たら、びっくりするくらい
沢山の薬効が挙げられていました。


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こちらにもエノキ
不思議な姿と大きさに、木道を歩きながら見とれました。

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丁子草には沢山の虫が
蜜を吸っていました。
 アケビの花だと思うのですが…
ナナホシテントウムシが可愛いです。

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シャクヤクの赤が目立ちます。

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見上げると…

 国際基督教大学のゴルフ場だったこの土地に「武蔵野の森構想」の名のもとに、
 昭和49年から造成が始まり、神代植物公園、武蔵野公園、府中の森公園、
 浅間山公園、そして多摩霊園、調布飛行場が出来たそうです。
  壮大な計画ですね。野川公園が開園したのは昭和55年6月。
 何年も通って来ましたが、そうした歴史は、今回始めて知りました。

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振り向いて見る景色。思わず溜息が出ます。

 
 
外ではマスクを外して良いことになりましたが、まだまだ皆さん微妙ですね。
誰も居ないな…とアゴにずらしておいたマスクを、人が来ると持ち上げたり、
気遣いしながら歩いています。もう少しの辛抱ですね。
次号は神代植物公園のバラをお届けいたします。
のんびり写真館、季節に少し遅れますが、お許し下さい。

                                               
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「ひらがなの手紙4」より
 
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