篠笛・能管・前澤祐子・ことばと風景



前澤祐子

遊笛一管 ことばと風景

前澤 祐子 篠笛・能管演奏会


旅に出て
ふと見つけた世界を
切りとって
ことばにして
持ってかえります
私の小さな記念品です


前澤祐子・遊笛一管・ことばと風景 


      
一陽来復

己丑 の年になりました。
あたらしい年も
良い一年となりますように

牛に乗り笛を吹く童子有り。
十牛図のひとつ。
水牛には乗った事がある…
動物の好きな私であります。
前澤祐子・遊笛一管・ことばと風景 


      
梅雨の社 夜通し鳴いて 虎ツグミ


蔵王の社は何を潜めて冬になるの
社から大気へ立ち昇る厚い、薄い碧の夏が
ほんの少し休息して、冬になる。
その合間、虎ツグミが鳴く
動かない夜の空気のほんの隙間へ
まっすぐな声を長く長く
闇をゆらさず遠くの友達へ思いを通す
遠くの友達も応える。応える。
かわたれの訪れまで。
蔵王の社は虎ツグミを潜めて冬になる。

前澤祐子・遊笛一管・ことばと風景 


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